このような情報が買い手の端末にサーバー経由で配信されます。情報は買い手が登録した車の情報だけで、持ち主の詳細は交渉が基本的に仲介者を経るので表示されません。(個人情報保護)
携帯電話を利用することでシステム利用が簡単になります。
日本の中古車市場は、その流通形態や価格帯などを考えると、他の先進国とはずいぶん異なったものであるということが考えられます。
世界広しと言えども、現在の日本のように中古車市場のほとんどを業者が管理し運営している国は少ないのではないでしょうか。アメリカやヨーロッパを始めとした世界各国では、中古車売買は圧倒的に個人間レベルによるものが多いと言われています。
道端にまるで路上駐車のように駐車され「For Sale」と書かれた看板、そこに価格と連絡先が書いてある、という光景も珍しくないようです。日本では、個人間売買で発生するトラブルを避けたり単に防犯や信頼性、また流通の問題という意味も含めて、このような光景はほとんど見られません。しかし日本から1歩外に飛び出してみると、世界中の国々では現在も市場に流通している車の約5、60パーセントがこの形態をとっていると言われています。したがってすでに中古車店での中古車の売れ行きが鈍化し始めている現状から見ると数年先にはほとんどの中古車店が倒産すると考えられています。そして欧米のような形態の個人売買方式の有意さが認識され、ネットオークション共々急激に成長して行くと思われます。